アイドル評論家になりたいだなんて思ってない

140字じゃ足らないアイドルのことを徒然と。

ゲームに興味のないアイドルヲタのわたしが東京ゲームショウに行ったら


東京ゲームショウ2014に行ってきた。仕事で。

仕事じゃなかったらたぶん生きてるうちに行くことはなかったと思う。

一般公開日だからもちろん会場内は人で埋め尽くされてた。歩くのにも困難。混んでる日のディズニーランドのようだった。


さて。わたしみたいなゲームやゲームキャラクターに全く興味のないタイプの人間が強制的にこのイベントに挑むとどういう気持ちになるのか、仕事中ずっと心の中でぶつぶつ言ってたことをまとめようと思う。


会場の幕張メッセに関しては、わたしお得意の48グループの握手会で何度も何度も訪れたことはあるから、その面ではお手のもんだ。

だが仕事で来ているわたしは関係者入り口から会場内に入るとそこには驚きの光景が視界に飛び込んできた。

いつもの握手会のイメージで入った会場内は、電気が消えていて各ブースにある照明だけの明るさ。もう幕張メッセの会場内がテーマパークとなっている。今日の仕事だるいな〜と思っていたテンションが一気に上がるわけで。夜行性だから暗闇が好きなのか?とも思ったけど、どのブースも装飾や照明がかっこよくて、まだ来場者が会場入りしていない時間だったから子供が初めて遊園地に来たかのような状態で各ブースを観察するわたし。

仕事の業務が始まってもとにかく人間観察、人間観察、人間観察。言い方悪いかもしれないが、会場内を行き交う人々はわたしとは真逆のタイプの方達ばかりなのでとにかく人間観察が止まらない。コスプレしている人、どこかのブースに向かって急いで走る人、会場内でも携帯ゲーム機でゲームをしながら歩く人、写真を撮ってる人などなど…。とにかく色んな人がいてわたしの目はずっと丸くなっていたと思う。

休憩がてら色んなブースを見て回ったんだが、どこからかあの『よっしゃいくぞ〜!タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!!』が聞こえてきた。えっ、おっ、えっ、えっ、まて、まてよ???わたしの大好きなアイドルがどこかのブースで歌ってる!?わたしはMIXの聞こえてきた方に足を運ぶと、そこはDMM.comブース。ステージの上では仮面女子が歌って踊ってるではないか!わたしは迷わず人混みを掻き分けてステージが見える位置まで行った。ステージ上が見える位置に来たときにはもう2番も終わっていて一緒にMIXを打てなかったのが残念。今日イチ残念と言ってもいいくらい。とくにわたしは仮面女子さんのことは詳しく知らないのだが、やはりわたしは生粋のアイドルヲタクなんだなぁと改めて確信したわけで。要は無人島で食べることができそうな魚を発見したかのように、真っ先にその魚に食らいつくのと同じ。全く興味のないゲームだのゲームキャラクターがわんさかいる中でわたしの生きる糧である『アイドル』たちが歌って踊っている。それはそれは詳しく知らないグループでも観に行くでしょう。知らない曲でもアイドル曲ってノれる。あの魔法はなんでだろう?と思うくらい。いいもん見させてもらいました。ゲームのイベントでもアイドル来るのね。そうか、DMMってネット配信やってるものね。48グループヲタもお世話になっているであろう。ゲームも制作しているのは初めて知りました。DMMさんごめんなさい。

そんな感じで色んな発見がある。

どのブースにもいたのがイベントコンパニオンのお姉さんたち。グラマーなスタイルの良いお姉さんがピッチピチのボディコンみたいな衣装を着てチラシなどを配っていたり、逆に萌え系の小柄な女の子だったり、ブースによって様々。そんなイベントコンパニオンのお姉さんたちの周りには立派なカメラを持った方々が写真をパシャパシャ撮っている。それも物凄い数の方達。こういった光景を間近で見るのは初めてで驚いた。とにかくスタイルが良いお姉さんがいっぱい。日本にこんなにスタイル良いお姉さんたくさんいるの!?っていうくらいたくさんいた。日本中のスタイル抜群お姉さんを幕張メッセに集めたの???っていうくらい。アイドル大好きなわたしも可愛い女の子の観察はしていたので、そんなカメラマンたちの中に混じって写真を撮りたかったが、まず場違い。私が持っているものはiPhone。そんなのが中に混じって写真なんか撮影したら『おめぇどこ中だよ』状態になると思ったので勇気は出なかった。やはり写真を撮るのが趣味な方は立派な一眼レフなどで撮影しますよね。そんなイベントコンパニオンのお姉さまたちを撮影している男性陣をたくさん見て、ふと思ったんだが、撮影した写真はどうしているのか?ということ。きっと中にはアイドルの追っかけみたいに、お目当ての女性がいればその女性が出るイベントの現場には必ず出向くといったところだろうか?チラホラ見掛けたのが「あ〜!来てくれたんだね〜!」なんて慣れた感じで話しているイベントコンパニオンのお姉さんと来場者。きっとイベントコンパニオンのお姉さま方もファンを付けているんだなぁと思ったわけで。違ったらごめんなさい。こういった世界が分からないので観察しながら心の中で色々と推理してたのだ。


あと行っておこうと思ったブースが『コスプレブース』。強めのコスプレをした方々が撮影会しているのだ。この光景は井ノ原さんが出ていた百識王だかモウソリストとかで見たことがあって。とても不思議な世界観という印象だった。そんな不思議な空間を実際に見てみたいと思い、足を踏み入れてみた。コスプレをしている7割は女性。そしてちょっぴり露出も高い。すごいなぁ、なんて思いつつ、コスプレしている方々を撮影している男性陣の列にも驚いた。やはりそこでも気になったのが撮影した写真はどうするのだろう?ということ。コスプレブースにいた方々の会話を盗み聞きしたのだが「今度こそ写真送りますから!」と言っているのが聞こえた。なるほど。撮った写真をコスプレしている本人に送っているのか。上手く撮影できていればご本人も嬉しいですからね。あとコスプレの衣装も自分で製作しているとテレビで知ったのでそのお披露目の場でもありますからね。それにしても幕張メッセは幕張メッセでもコスプレブースだけ隔離されていたな。何か意味でもあるのかな〜はて。


とにかくこの1日で色々なものを目にしてまたひとつこの世界の知識を蓄えることができた。今後の仕事にも活かせる経験だったし、世の中には色んな人がいるんだなぁと改めて実感した。


そして、わたしがもっと痩せてて背が高かったならイベントコンパニオンの仕事もいいなぁと思ったのは嘘じゃなくて(笑)わたしの人生は愛嬌で勝負しているので、イベントコンパニオンのお仕事いけるんじゃね!?なーんて思ったけど、ゲームショウでの仕事のヒトコマしか見ていないのでそんなこと言えちゃうんだな、と自負しております。


結論、ゲームに興味ないアイドルヲタのわたしがゲームショウに行くと結局注目するところは女の子

ということになりました。

めでたし、めでたし。